一応、東大女子ですけど、すみません

恋愛とか人間関係とか、ふつうの東大女子による些細なあれこれ。

戦争が始まるかもしれないということ

 

太平洋戦争を経験した人が、言っていたこと。

「戦争前は、とにかくみんなが明るかった。第一次世界大戦も終わって、次に戦争が来るなんて誰も想像していなかった。みんな、何も考えていなかった。

今も、そんな雰囲気になってきたね。」

 

第二次世界大戦で多くの人が死んで各国が反省をしたから、もう戦争は起こらない。

日本は平和主義を掲げているから、戦争に巻き込まれない。

そうだろうか?

私たちは、何も考えていないだけなんじゃないだろうか。

 

北朝鮮からミサイルが飛んできても、2回目には「慣れ」てしまう国民。

それでも、戦争についての議論が活発になったとは思えない。

なぜだろう、戦争を語ることはタブーのようにさえ感じられる。

外国人記者や海外の友人に、「中国と戦争になると思うか?」と聞かれ、「なりうる」と答えた。

「絶対」戦争にならない、100%、0%、そんなことはあり得ない。

明日の天気が70%の確率で雨であるように、未来はいつも、白か黒かではなく、どちらの可能性も含んだグレーだ。

海外の人達は、「中国と戦争になると思うか?」という質問を、自然な質問、当然な質問として投げかけてくる。

少なくとも私は、日本人から同じ質問を投げかけられたことはない。

 

 

太平洋戦争が、第二次世界大戦が起こったのは、軍部のせいではない。

たしかに当時の軍部に責はある。でも、戦争を選んだのは国民だ。

なぜなら、軍部を支持したのは他でもなく国民だったからだ。

「軍部は、国を憂えて行動している。政治家はダメだ。腐っている」

そう書いていたのは新聞だし、そう考えていたのは国民だ。

 

私は戦後に生まれた。たぶん、これを読む人は大抵戦後生まれだと思う。

戦争ってなんだ?いまいちわからない。

今でも北朝鮮と韓国は「休戦中」で、いつ「再開」するかわからないなんて言われても、ぴんと来ない。

核がーとか、ミサイルがーとか、どこか遠い所で起こっている気がする。

でも、考えなきゃだめだ。

全員が考えるのをやめてしまった時、それが本当に戦争が起こる時だ。

だから考えなきゃいけない。

先の大戦はなんで起こったんだろう?経済制裁ブロック経済化...今も現在進行形で起こっていることじゃないのか?

北朝鮮怖い」とか、「まあ戦争は起きないでしょ」とか、そんなことを語るのではなく、自分が"有識者"であることをすべての人に自覚してほしい。

インターネットがあり、図書館があるこのご時世に、勉強しようと思ってできないことなど何もない。

なんなら、東大の授業だって潜れる。時間割だってネットで公開されているから、国際関係論とか平和論とか、そういう授業を探して潜ってみてもいい。

なんだってできる。していないのは、あなたの選択だ。

私たちひとりひとりが、勉強して、"有識者"にならないといけない。

いつまでも「大衆」のままじゃだめだ。

もし今戦争が起こったら、勉強もせずに、まともな意見も発さずに、なにも真剣に考えずに、こうして生きている私たちの責任だ。

戦争の責任を他国や政府に押し付けられると思ったら間違いだ。

 

戦争が起きるか起きないかは、他国の独裁者や自国の首相が決めることではない。決めるのは私たちひとりひとりなのだということを、今一度、思い出す必要がある。