一応、東大女子ですけど、すみません

恋愛とか人間関係とか、ふつうの東大女子による些細なあれこれ。

政治家が、就きたくない職業1位なんじゃない?

政治と東大生

東大生というのは政治家志望が多いんじゃないかという"古い"考えを持っている人も、まだいるらしい。

はて。法学部の友人を思い浮かべてみても、政治家志望を公言している人は1人しかいない。

"隠れた政治家志望者"が実はいるのかもしれないけれど、隠れてどうすんだ。政治家になりたいってそんな恥ずかしいことか。

 

政治を語る時の日本人の在り方って、とっても歪んでいると思う。

アナウンサーはまるで中立であるかのような顔をしてニュースを読み上げる。その報道は偏っているのに、中立という蓑に隠れているみたいだ。

コメンテーターが政治について語る。しかし、そのコメントは本当にその人の考えだろうか?用意されたプロットが見え隠れする。プロットを書いてるのは誰だ?

ネットで政治を語る人は、現実で政治の議論をするだろうか?議論というのは、異なる意見の人と面と向かって、お互いの意見を止揚する試みではなかったか。

かつての若者のように、飲みながら熱く日本の将来を語り、政治家を志して上京する人がいかほどいるのだろうか?

政治的立場を授業中に表明した高校の教師は、「中立であれ」と注意される。この世に、政治的に真に中立であることのできる人など、存在するのだろうか?

公明党を支持してね」と創価学会の人に言われて、なんとなくその友達と距離を置くようになる。一般の人がいかなる政治的信条を持っていようと自由ではないか?政治的意見を発表しにくい雰囲気をつくっているのは私たち自身かもしれない。

ニュースを見ながら政治に文句を言うお茶の間の人々は、無機質なテレビにしかその文句が届かないことを知っていながら、何も行動しない。政治的意見の対立から友情にひびが入ることを恐れているのだろうか?友人といる時に発する意見はせいぜい市議会議員の不倫とか、そんなレベルどまりだ。

東大生は某党の公約をみて鼻で笑いながら、「政治家なんて馬鹿ばっかりね、あんなの相手にしてたら私までバカになる」とでも思っているのか、誰も政治の話なんてしない。…というのはちょっと言い過ぎか...?

でも、東大生に官僚志望は死ぬほどいるのに政治家志望が少ないのは、「日本を良くしたい」という思いはもっているけれど、「政治家じゃ日本を良くはできない」と感じているからなんだと思う。

国会審議中継なんかをみて、「なんちゅうくだらんことに時間を費やしてるんだ。政治家になったらこんなくだらんコトに付き合わなきゃならんのかあ、イヤだなあ」と感じる人は少なくない。党利で動いている人達が、汚くて、頭が悪くて、自己中心的で利己的に見えてしまう。その点、官僚は、終電なんかには当然間に合わない時間まで働いてでも、ほんとうに日本を良くしようとしている。その姿勢が、東大生に響くんじゃないかな。

要は、「将来ああはなりたくないな」という代表格が、政治家になってしまっている。

 

政治家にはもちろん大変優秀で素晴らしい方が沢山いる。

私たちが政治に幻滅しているのは、一部の政治家の行いによるものに過ぎない。きっとその政治家たちは、国民を幻滅させてる自覚なんかないんだと思うけど。

政治家だとか政治家じゃないとか関係なく、「私はああはなりたくないな」って沢山の人から思われていることを恥じるべきだと思う。物怖じしないことと面の皮が厚いこととを、はき違えてはいけない。

 

政治家が就きたい職業にランキングする日は来るのだろうか?

無責任な政治家をここで責めたって何も変わらない。

私たちにできることはなんだろうか?きっと小さなことだ。投票に行くとか、友達と政治について議論して異なる意見に耳を傾けてみるとか、そんなことでいい。

政治が、もっとわくわくするものになるように。政治家はほんとはかっこいいんだ。